『色の表現』
青木:「さあ、信号が青になったよ!渡ろう。」 トム:「えっ?青じゃないよ、緑だよ!」
青木:「日本では緑を青と呼ぶことがあるんだ。青と言えば、例えば青りんごや青野菜は本当は緑色だけど青を使うんだ。」
トム:「そうなんだ。それは面白いね。日本の色の表現は独特なことで有名だもんね。」
青木:「他にも、『顔が真っ青になった』(1)と言うことがあるけど、これは血流が悪くなってそのために顔色が暗くなった(2)時に使うんだ。」
トム:「なるほど、と言っても顔は緑色にならないでしょ!!アハハ!」
青木:「おもしろいね!コーヒー屋さんへ休憩をしに行こう。あのコーヒー屋は美味しいケーキで有名だよ。」
トム:「聞いたことがある。あのコーヒー屋といえばパウンドケーキだよね。でも、仕事の移動中に休憩はよくないよ。あまり時間が無いからドライブスルーをするのはどう?」
青木:「トムはきちんとしているね(3)。しっかりもの(4)だ!僕は怠け者だ。」
トム:「なぜなら、早く家に帰りたいし、残業を避けたいからさ。疲れが溜まっていくばかりだからね。それに、残業が多いばかりに妻との関係も悪化したよ。」
青木:「それは問題だな。」
トム:「心配することはないけど…でも、うん、残業ばかりは嫌だ!今日こそ定時で帰る!」
青木:「じゃあ、そのために助け合って早く仕事を終わらそう!」
『ピンぼけ(1)写真』
吉田:「何この(2)アイドルの立ち姿の写真!ピンぼけばかりじゃない。どういうことなのでしょう?動く姿の撮影は難しいのかしら…」
山本:「やっぱり?橋本さんに任せたのが間違いと言えるね。自信があると言っていたからこそ任せたのに。その結果、失敗した。」
吉田:「あ、でも見て、麻衣ちゃんだけちゃんとピントが合っているよ(3)。」
山本:「そんなことある?じゃあ…橋本さんは麻衣ちゃんを推している(4)ということなのね。推していると言っても、少し推しているくらいだろうね。橋本さんに任せたばかりに、困ったことになったわ。彼女への信頼は落ちるばかりだわ。この事について話し合わないと。」
吉田:「麻衣ちゃんの写真が多いし、明らかだよね。」
山本:「これ、出さないことにする(5)?みんなが知らないうちに撮りなおす?」
吉田:「時間をかけて撮影したのに(6)、どう説明するの?」
山本:「私が説明して、今度リハーサルの最中に写真を撮りなおすことにするよ。ピンチな時こそ、腕の見せ所だわ。恐れることはないわ。上司の機嫌に合わせて、上手に対処するわ。」
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